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2.6 電子回路による論理演算 logical algebra with electronic circuits

電子回路によって論理演算を実現するための具体的な方法について説明します。 ド・モルガンの法則を使えば, すべての論理演算を NOT 演算と AND 演算の組み合わせ, あるいは NOT 演算と OR 演算の組み合わせだけで表現できることがわかります。 ここでは,はじめに NOT 演算を実現する回路,つぎに AND 演算を実現する回路について説明します。

論理値 1 を +5 V,0 を 0 V という電圧で表現することにします。 この +5 V という電圧を選んだのは,トランジスタを使う時にはこのくらいの電圧を選んでおくのが都合が良いからで, 実際に最近まではほとんどすべての論理回路に +5 V という電圧が使われていました。 ただし,最近のコンピュータでは発熱を抑えるために +3.3 V とか +3 V という値が使われるようになってきたようです。



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2004-04-17