木曽駒ケ岳へアプローチするためのバス路線に珍名バス停があったので,ポーズをキメてみました。
昔は標準状態 (0°C)で理想気体のモル体積は 22.4 [L/mol] と習ったけど,最近は 22.7 [L/mol] と修正されたようです。それはそれとして,空気の平均分子量 32/5 + 28*4/5 = 28.8 [g/mol] として,空気の密度はざっくり 1 [g/L] と考えても良いでしょう。それと 1 気圧って概ね 1 [kgw/cm2] なので,1 [cm2] の面積が受ける力は,10 [m] 上昇すると 0.1 % 減ることになる。なので標高 3000 [m] での気圧は 0.9993000/10 = 0.999300 [atm] と概算できるんだけど,0.999300 = exp(300*ln(0.999)) ~ exp(300 * (-0.001)) = exp(-0.3) 〜 1 - 0.3 〜 0.7 なので, 0.7 倍まではいかないけど,それに近い値になるでしょう。スナック菓子の袋の中の気体の体積はボイルの法則に従って,1 / 0.7 〜 1.3 倍くらいになり,かなりパンパンになることが予想される。あと,酸素も薄くなるから結構キツそうだ...これくらいなら暗算で計算できるよね?(本当はちょっと違うんだけど,それほど見当外れな値ではないかな...)
でも「実験」というより自分の指先の感覚を使って「空気の重さ」を「実感」してみよう!!!
山荘の中は暖房がきいているので,シャルルの法則として知られる効果も現れ,さらにスナック菓子の袋がパンパンになります。
宝剣岳(2931 m)は駒ケ岳(2956 m)より少し低いのだけれど,トガった感じがカッコイイ。
先に宝剣岳の頂上に行ってスナック菓子の袋を掲げるように要求された健脚学生。もうちょっと上に行って欲しかったけど...
宝剣岳へのアプローチはかなりキツかった。空気も薄いし。でもかなりの高齢者も登られていました。
千畳敷からも見える宝剣岳のこの岩の上に立ってみたかったのです。
この岩の上が宝剣岳の本当のテッペンです。下品上生(ゲボンジョウショウ)のポーズ。
この場所の地形は「千畳敷カール」と呼ばれていますので,「お約束」って感じなのでしょうか。
下山後は温泉。画像は編集中です。
東濃地区にも昆虫食(クロスズメバチ;ヘボ)があるのですが,南信地区の昆虫食(イナゴ,蜂の子,ざざむし)が有名です。「ざざむし」はまだ食べたことがなかったので,道中にあったかんてんぱぱショップ(伊那食品工業)に行って,どこに行けば買えるか教えていただきました。親切に教えていただきありがとうございました。
勧められて,かんてんぱぱ健康パビリオンで健康チェック(無料)もさせていただきました。ありがとうございました。
かんてんぱぱショップで「ここだったら,ざざむし売ってると思いますよ」と教えていただいた地元スーパー,グリーンファーム。
伊那の三大珍味が勢揃い。イナゴとハチノコは試食もさせていただきました。「これ意外にうまいっすね!」
キノコもいろいろありました。「ハナイクチ」というキノコを購入しました。
「ざざむし」はけっしてゲテモノなどではなく,最高級の珍味なので誤解されないようお願いしたいところです。
食材を買い出すために木曽福島のショッピングセンターに行きました。
めあてはシカ肉。長野県の観光協会の人に「シカ肉はどこで購入できますか?」って問い合わせたら「知らない」って言われたけど,長野県内のこの系列ショッピングセンターでは,今年から県内の全店舗でシカ肉を販売し始めたそうです。
この日の宿泊は名古屋工業大学の木曽駒高原セミナーハウス(学生一泊 500円!!!)。夕食は自炊します。
シカ肉。あと馬ホルモン,イノシシ肉,ラム,牛,豚,ニワトリ肉,ナンコツ,砂肝などもいただきました。
第2回戦と第3回戦の優勝者。「ドヤ顏」ってこんな感じでしょうか?
粉末試料のハンドリング能力を強化するための「そば打ち」実習。
2015年9月25日掲載