名古屋工業大学
先進セラミックス研究センター
井田 隆
名古屋工業大学 環境材料工学科 3 年次授業「マテリアルデザイン」の講義ノートです。
冪乗 x y を計算する場合に,最も一般的には,x y = exp(y ln x) の関係が使われます。指数関数と対数関数,乗算を組み合わせれば,任意の x (0 < x), y に対して冪乗の計算ができます。
しかし,指数 y の値が整数で,大きい数ではない場合には,乗算を繰り返す方が計算が早くなります。
また,例えば x12 を計算するとき,一見 11 回の乗算が必要に見えますが,
t = x · x
u = t · t
v = u · u
y = v · u
とすれば4回の乗算で結果が求められます。
2005年10月26日公開
2013年5月4日更新