名古屋工業大学
先進セラミックス研究センター
井田 隆
名古屋工業大学 環境材料工学科 3 年次授業「マテリアルデザイン」の講義ノートです。
ダイナミック・メモリ素子は,キャパシタ(コンデンサ)に静電気をためることでデータを記憶します。キャパシタの構造は,図 2.6 のように2枚の金属板を向い合せに近づけて配置したものです。
図 2.6
キャパシタ (コンデンサ) の構造 (左) と回路記号 (右)
このキャパシタと NMOS を図 2.7 のように組み合わせれば,これがダイナミック・メモリ回路として働きます。キャパシタに電荷がたまっているかどうかで 1 か 0 の値が表されます。
図 2.7
ダイナミック・メモリ回路
2011年4月17日公開
2013年4月13日更新