【概 要】
セラミックス技術はすべての工業技術の中で最も古い歴史を持ち、長い間、環境や人々の暮らし、ニーズに調和、迎合しながら進歩してきました。その中でもガラス材料は、我々人類の生活に身近なセラミックス材料として用いられ、窓ガラス、陶磁器の釉薬、光ファイバー、半導体材料、太陽光発電など、日用品からエネルギー変換技術や情報通信技術を支える基盤的な材料技術に応用されています。
本講座では、人々の暮らし、社会問題に貢献するガラス材料の技術開発について実例を交えて紹介します。
【日 時】 2025 年 8月 6日(水)
【実施場所】 先進セラミックス研究センター クリスタルプラザ(駅前地区) 講義室
【対象者】 高校生・一般市民・技術者
【募集人数】 30 名
【講習料】 1,230 円(高校生は無料)
【プログラム】
13:30-13:40 開会挨拶
13:40-14:30 『日本伝統の陶磁器技術と茶文化の新展開』 名古屋工業大学 教授 白井 孝
14:30-15:20 『イオンが伝導するガラスの可能性 〜発電から宇宙、医療まで〜』 名古屋工業大学 准教授 大幸 祐介
15:20-15:30 休憩
15:30-16:20 『新しい陶磁器絵付技術の開発』 ノリタケ株式会社 熊澤 知志 氏
16:20-16:30 閉会挨拶
16:30-17:00 セラ研地区見学(希望者のみ)