[受講申込(締切:開講日の5日前まで) ]
※締め切り後も受け付ける場合もありますので、お問合せください。
【概 要】
固体の化学結合は表面で途切れている為、その表面エネルギーは高く、吸着や凝集など種々現象が起きる。これらを制御する為、固体界面科学では、各種現象の理解や評価法が古くから研究開発されてきた。一方で、近年これら表面活性を積極的に用いれば新たなものづくりが可能となる。本講座では、表面活性を積極的に持いた「無焼成セラミックスの作製」や「ナノ中空粒子の作製」及びその応用について紹介する。また、これらの基礎となる粒子分散及び粒子表面・界面評価法、分散技術について講義する。セラミックス関係のみならず、複合材料、あるいは溶液の粒子分散系を取り扱われている研究者・技術者及び新しい技術に関心がある学生・一般市民にも是非ご参加頂きたい。
【日 時】 平成 28年 11月 1日 (火)
【実施場所】 先進セラミックス研究センター クリスタルプラザ(駅前地区) 講義室
【募集人数】 20名
【講習料】 無料
【講座名・講師】
「粉体の表面界面物性と無焼成セラミックス」教授 藤 正督
「粉体の分散制御とその評価」特任助教 高井千加
「高分解能TEMと相変態に起因するセラミックスの新規物性」特任助教 Hadi Razavi
「最近の環境問題と機能性セラミックスを利用した環境浄化技術」客員教授 西川治光