[受講申込(締切:平成23年10月31日) ]
※締め切り後も受け付ける場合もありますので、お問い合わせ下さい。
【概 要】 セラミックス製品を生産する技術は、すべての工業技術の中で最も古い歴史を持ち、長い間環境と調和しながら進歩してきました。現代では、セラミックスは電子材料や磁性材料、光学材料などエネルギー変換技術や情報通信技術を支える基盤的な材料技術になっています。21世紀では、ナノスケールの構造制御や生体機能性材料、複合化による機能性の向上など、さらに高いレベルで環境と調和する技術として先進的なセラミックス材料の研究と開発が望まれています。本講座では、セラミックス基盤工学研究センターのスタッフを中心とした講師陣が、環境と調和する新しいセラミックス材料の設計と開発に関する講義を行います。
当講座の講師陣は、学内外の講義・講演会を担当するのみならず、いずれも産学連携や特定プロジェクトに積極的に参加して、豊富な行動研究経験を持っています。この講座に参加することにより、参加者各位の興味ある分野のみならず未知の分野に関しての理解を深め、材料科学の最先端の情報を得ることができます。この機会に公開講座に参加して、技術と学理を深められることをお勧めします。
【日 時】 平成 23 年 11 月 10 日, 17 日, 24 日, 12 月 1 日, 8 日の各木曜日 18:00 〜 20:00、計 5 回開講
【実施場所】 セラミックス基盤工学研究センター クリスタルプラザ(駅前地区)講義室
【募集人数】 40 名
【講習料】 6,000 円(計 5 回分)
【日程、講義名、講師】
第1回 | 11月10日(木) | 界面/空間を制御した新しい環境調和セラミックスづくり |
白井 孝/高井千加
| 名古屋工業大学 若手研究イノベータ養成センター テニュアトラック准教授/名古屋工業大学 セラミックス基盤工学研究センター 講師 |
第2回 | 11月17日(木) | セラミックスの歯科医療への貢献 |
青木 秀希
| (株)国際アパタイト研究所 代表取締役 (元東京医科歯科大学教授) |
第3回 | 11月24日(木) | 欠陥構造型プロトン導電性酸化物の電気化学的性質と応用 |
武津 典彦
| 名古屋工業大学 工業用化学センサ研究所 プロジェクト教授 |
第4回 | 12月1日(木) | 炭化珪素質セラミックスハニカムの環境技術への展開 |
羽山 清寿
| 名古屋工業大学セラミックス基盤工学研究センター 客員教授/(株)TYK ファインセラミックス部 部長 |
第5回 | 12月8日(木) | 光と磁気 磁性ガーネットの様々な応用 |
安達 信泰
| 名古屋工業大学セラミックス基盤工学研究センター 准教授 |
(担当:井田 隆)
修正:2011年10月5日