平成 19 年度 名古屋工業大学セラミックス基盤工学研究センター,夏の公開講座
新しい機能性セラミックスの開発
2007年7月5日 〜 7月26日

[名古屋工業大学セラ研]

名古屋工業大学公開講座案内

受講申込(締切:2007年6月11日)]


【概 要】 近年では,特に環境・エネルギー・情報通信などの分野で高い機能を持つ新しい材料を開発することが社会的に要請されています。 セラミックス分野でも環境調和性,イオン/電子伝導性,相変化ダイナミクスなどの面で飛躍的な特性向上を実現できるような新しい発想による材料の開発が期待されており,そのために必要な基礎研究の重要性も高まっています。 本講座では,セラミックス基盤工学研究センター機能創製研究部門のスタッフを中心とした講師陣により,セラミックスに関連する製造開発分野や試験研究機関の技術者を対象として,機能性セラミックス材料開発に必要な基礎的な学理から実践的な材料創製技術に至る内容の講義を行います。

また、希望する方には、この講座期間中に、センター見学や設備案内も計画します。

当講座の講師陣は、学内外の講義・講演会を担当するのみならず、いずれも産学連携や特定プロジェクトに積極的に参加して、豊富な行動研究経験を持っています。この講座に参加することにより、参加者各位の興味ある分野のみならず未知の分野に関しての理解を深め、材料科学の最先端の情報を得ることができます。この機会に公開講座に参加して、技術と学理を深められることをお勧めします。

【日 時】  平成 19 年 7 月 5 日, 12 日, 19 日, 26 日の各木曜日 18:00 〜 20:00、計 4 回開講

【実施場所】 セラミックス基盤工学研究センター講義室

【募集人数】 50 名

【講習料】  4,800 円

【日程、講義名、講師】

第1回7月5日(木)「複合化による機能創製」太田 敏孝(名古屋工業大学 セラミックス基盤工学研究センター教授)
第2回7月12日(木)「磁気光学効果を利用したデバイスの開発 − 光通信から高周波材料設計まで −」安達 信泰(名古屋工業大学 セラミックス基盤工学研究センター准教授)
第3回7月19日(木)「酸素イオン伝導体の内部摩擦と酸素の動き」小澤 正邦(名古屋工業大学セラミックス基盤工学研究センター教授)
第4回7月26日(木)「研削性・研磨性を有するセラミックス − 自動車,電子・半導体産業を支える技術 −」山口 幸男(名古屋工業大学セラミックス基盤工学研究センター客員教授,ノリタケボンデッドアブレーシブ取締役,ノリタケリサイクルセンター取締役)

※当初予定とは第2回と第3回の講義内容が入れ替わっています。

2007年秋(11月)の公開講座−先進的なセラミックスの設計と評価−

(担当:井田 隆)

修正:2007年6月5日