藤 正督教育/無機材料特性評価学特論


授業のねらい

無機材料特性は素材自身の物性と製造プロセスにより決定される。したがって、材料特性の 評価には、素材および最終材料の特性評価とともに製造過程で得られる中間物質の特性評価 およびその総合的評価が必須である。また、ハイブリッド材料など多様化する材料の特性評 価には新しい評価法が必要となる。本講義では材料特性設計およびプロセス設計の立場から 無機材料特性評価法について説明する。

授業内容

高機能材料は無機物単体であることは少なく複合化されていることが多い。また軽薄 短小化が進むにつれ材料自身も微細となる。これらの材料が有効な特性を発揮するには表 面・界面物性の制御および評価が必須である。そこで講義では表界面制御による材料特性 設計法及びその材料特性評価に関する機器分析法に関する基礎理論を習得することを目的 とする。